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2006-01-24

川甚

今年の正月は特に帰省もせずごろごろと過ごし初詣も行かずじまいだった。
さすがにおみくじぐらいは引かないとと思い、正月明けの週末に富岡八幡宮へ。そこでなんと夫婦そろって同じ番号のクジを引き当てるというなんともありがたい出来事が。
年末に宝くじの1等の番号を当てずっぽうで叫んだら、並びこそちがうが数字がぴったり。なんかそのころから「俺なんかすごいんちゃうか?」なんて思っていた。
まあそんな前置きはさておき、だいたい初詣に行くと、そのあたりで食事をするのだが今回は何故か、深川を離れ葛飾柴又まで足を伸ばした。とらさんの故郷を訪れるのは長い東京生活で初めて。なかなか風情があり正月のにぎやかさもあいまってなかなかいい感じじゃん。
そんな中を歩くと「川魚料理 川甚」という看板が目に付き、たまにはそんな料理もいいなぁと早速お店に向かう。


Meiji38



明治三十八年の川甚


江戸川の土手横に建つ立派な料理屋を目の前にし、ちょっとお高そうな雰囲気に躊躇したが、正月だし多少は高くてもいいやと暖簾をくぐる。お店は昼のピークを過ぎていたため割とすぐにお座敷に通された。
愛想のいい中居さんがメニューを持ってきたが、見てみるとそれほど高くなく一安心。早速、鯉の洗い、鯉こく、鰻の白焼き、上天ぷらをビールとともに注文。自分たちが通された座敷は4階の「筑波の間」。他に家族連れもいたがほとんど終わりかけで、こちらの料理が出てくるころには帰っていき自分達2人の貸し切りとなった。
最初に出て来た「鯉の洗い」は臭みも無く、歯ごたえもいい。それに結構なボリューム。酢みそを付け口に放り込むと思わす「旨いじゃ〜ん」とニンマリ。続いて出て来た「鯉こく」は一椀ごとにゴトクが付き熱々を頂ける。天ぷらも旨いし白焼きも格別。思わず熱燗を2本注文しまさに極楽気分。
そこでふと襖を開けてみるとそこには「矢切の渡し」の風景が。いや〜ここサイコーじゃん。料理も旨いし、眺めも良し!
久しぶりに良い店見つけたよ〜。ここはちょくちょく来よう。今年は良い事が多い年になりそうだ。
ちなみに夏は鮎はいいそうですよ。

※離れや個室も有るようだけど、お気軽に大広間で十分江戸風情満喫できます。とくに私が通された筑波の間の川沿いの席は最高です。予約をお忘れなく!


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