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2010-10-11

つぼ漬け

今日は妻も外出で、な〜んにも予定ないのでのんびりと溜まった記事を吐き出してます。(長文言い訳覚悟です。)
で今年のお正月にベラベラと食べ物記事書いたのですが、その中で、C氏から頂いた青首大根を干してつぼ漬けを作るという記事を書き、「旨く出来たらC氏に味見してもらおう」とまで言っていたのに放ったらかしでした。「もしかしたら失敗して大根捨てたんじゃね?」と思われるとまずいので追記です。
あの太い青首大根の乾燥には相当時間がかかりました。沢庵なんかを漬ける細めの大根でない時点でそもそも無謀だったのかもしれません。とにかくずっと物干し竿に吊るしておいたんです。すると下の方だけカラカラで切干大根のように乾燥し、木切れのような状態に。しかし上半分はブヨブヨで乾燥しません。やむを得ず逆さまに吊るし変えてさらに乾燥。結局出来上がったのは切干しならぬ丸々乾燥大根。しわしわの木切れのようなシロモノです。それが水ぬるむ3月。なんと3ヶ月も干したんです。
見た目は食べ物ではありません。(来年は写真撮ります。)もちろん妻も白い目で見ます。
でこれを切干大根同様戻すわけです。戻すと言ってもそれは青首乾燥大根。切干のように数十分では戻りません。
乾燥に3ヶ月もかかったんで戻すにも相当時間がかかると予想され、真水ではその間に腐ってしまいます。まあすでに見た目腐ったようなモノですが。(来年は写真撮ります。)
で濃度の高い塩水で戻すことにしました。これを冷蔵庫に入れて毎日確認すること2週間。元の太さには戻りませんが手首ほどの太さに回復しました。(来年は写真撮ります。)
これを取り出しまな板の上でウニョウニョ揉みます。これは部分によって硬さや戻り具合が違うため。それに揉むことで大根の細胞が壊れて旨くなるような気がした?ので・・・。
これでようやく漬けることができるかというと大違い。戻ったはいいですがしょっぱいわけです塩漬けですから。さあ塩抜きです。真水につけて冷蔵庫で替え水繰り返し数日。これすべて塩が抜けてしまうと美味しくないのでその加減が微妙なんです。(なんかプロっぽいね。)
でようやく丁度よさそうな頃合いになりつぼ漬け作りの準備完了。なんとその準備期間約4ヶ月。(来年は写真撮ります。)
さてそのつぼ漬けもなんとなく自己流ですが、醤油・酢・鷹の爪・煮切り酒などを味を確かめながら調合。ここで一番大切なのは甘味にハチミツを使うこと。もちろん近所のスーパーなどで売っている中国産ではなく、恵比寿三越まで買いにいきました。
そして味が落ち着くのを待つこと3ヶ月。
見事につぼ漬け完成。冷蔵庫に入れてちょこちょこ味見してきましたがこの頃味に深みが出て、つぼ漬けにうるさい妻からも合格点。先日上京した義母からも驚かれ、夏休み旅行でお弁当に入れた際も社員が絶賛でした。
機会があればC氏にもと思う今日この頃です。(実は結構食べちゃってまして・・・。)
↓これがそのつぼ漬けです。
Tsuboduke
乾燥にムラがあり歯ごたえが部位ごとに違うのですが最初にカチカチに乾いた先っぽの方が小気味良い歯ごたえで美味しいです。

ちなみに本文中に「来年は写真撮ります。」と4回書きました。写真撮るには大根が必要なことは言うまでもありません。

コメント

9月半ば過ぎに大根の種まきが済んだとの報告が父からありました。
年末には三浦農協が責任を持ってお届け致します。。

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