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2008-02-13

伽羅蕗 (きゃらぶき)

早くも九州は春の芽吹です。実家から先日石蕗 (つわぶき)が送られてきました。
この石蕗に関しては過去にも何度か書いた事が有りますが海沿いの日当りの良い岩場や崖などに生育する常緑の多年草です。見た目はフキのようですがフキ属ではないとか。
まあそんなことはさておき、この石蕗を佃煮にしたものが伽羅蕗 (きゃらぶき)です。私の出身である東海地方で名物の「天むす」には何故か伽羅蕗 が添えられていてそれがまた絶妙の組み合わせでおいしいんです。
さてこの毎年送られてくる石蕗を我が家ではいつも同じようにして食べていました。しかしさすがに1パターン過ぎて食指が湧かず少々飽きてきたところなので今回は伽羅蕗に挑戦。

Kyarabuki
佃煮自体ほとんど作ったことがないのでネットで検索し、なんとか気に入ったレシピがあったのでそれを手本に作ってみました。
もちろん出来上がりは上々。石蕗独特の香りもほのかに残り、伽羅蕗らしい歯ごたえに仕上がりました。色味だけがいまいちですがこれは鉄を入れて煮なければならず、我が家に間違いなく鉄と思われる物が無かったので今回は見送り。

これから春にかけてまだ数回は石蕗が鹿児島から届くと思うので、少しずつバージョンアップし、伽羅蕗作りを極めたいと思います。
ちなみに灰汁抜きから始まるこの作業は、途中天日干しなども加わり、まる2日かかりました。
つまり私の41歳の誕生日はそれで終わったというわけで・・・。めでたしめでたし(寂)

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