今日は妻も外出で、な〜んにも予定ないのでのんびりと溜まった記事を吐き出してます。(長文言い訳覚悟です。)
で今年のお正月にベラベラと食べ物記事書いたのですが、その中で、C氏から頂いた青首大根を干してつぼ漬けを作るという記事を書き、「旨く出来たらC氏に味見してもらおう」とまで言っていたのに放ったらかしでした。「もしかしたら失敗して大根捨てたんじゃね?」と思われるとまずいので追記です。
あの太い青首大根の乾燥には相当時間がかかりました。沢庵なんかを漬ける細めの大根でない時点でそもそも無謀だったのかもしれません。とにかくずっと物干し竿に吊るしておいたんです。すると下の方だけカラカラで切干大根のように乾燥し、木切れのような状態に。しかし上半分はブヨブヨで乾燥しません。やむを得ず逆さまに吊るし変えてさらに乾燥。結局出来上がったのは切干しならぬ丸々乾燥大根。しわしわの木切れのようなシロモノです。それが水ぬるむ3月。なんと3ヶ月も干したんです。
見た目は食べ物ではありません。(来年は写真撮ります。)もちろん妻も白い目で見ます。
でこれを切干大根同様戻すわけです。戻すと言ってもそれは青首乾燥大根。切干のように数十分では戻りません。
乾燥に3ヶ月もかかったんで戻すにも相当時間がかかると予想され、真水ではその間に腐ってしまいます。まあすでに見た目腐ったようなモノですが。(来年は写真撮ります。)
で濃度の高い塩水で戻すことにしました。これを冷蔵庫に入れて毎日確認すること2週間。元の太さには戻りませんが手首ほどの太さに回復しました。(来年は写真撮ります。)
これを取り出しまな板の上でウニョウニョ揉みます。これは部分によって硬さや戻り具合が違うため。それに揉むことで大根の細胞が壊れて旨くなるような気がした?ので・・・。
これでようやく漬けることができるかというと大違い。戻ったはいいですがしょっぱいわけです塩漬けですから。さあ塩抜きです。真水につけて冷蔵庫で替え水繰り返し数日。これすべて塩が抜けてしまうと美味しくないのでその加減が微妙なんです。(なんかプロっぽいね。)
でようやく丁度よさそうな頃合いになりつぼ漬け作りの準備完了。なんとその準備期間約4ヶ月。(来年は写真撮ります。)
さてそのつぼ漬けもなんとなく自己流ですが、醤油・酢・鷹の爪・煮切り酒などを味を確かめながら調合。ここで一番大切なのは甘味にハチミツを使うこと。もちろん近所のスーパーなどで売っている中国産ではなく、恵比寿三越まで買いにいきました。
そして味が落ち着くのを待つこと3ヶ月。
見事につぼ漬け完成。冷蔵庫に入れてちょこちょこ味見してきましたがこの頃味に深みが出て、つぼ漬けにうるさい妻からも合格点。先日上京した義母からも驚かれ、夏休み旅行でお弁当に入れた際も社員が絶賛でした。
機会があればC氏にもと思う今日この頃です。(実は結構食べちゃってまして・・・。)
↓これがそのつぼ漬けです。
乾燥にムラがあり歯ごたえが部位ごとに違うのですが最初にカチカチに乾いた先っぽの方が小気味良い歯ごたえで美味しいです。
ちなみに本文中に「来年は写真撮ります。」と4回書きました。写真撮るには大根が必要なことは言うまでもありません。
夫婦共々の大好物「鯉のあらい」。
都内だと柴又界隈で食べること出来るんだけど、何しろ自宅からはちょっと遠い。
最近は輸送の発達で佐久の鯉なんかもお取り寄せ出来るみたいだけど、取り寄せてみて美味しくなかったらがっかりだしなどと思っているところに義母から「あらい送ったから」との連絡。
義母は鹿児島在住。東京へは翌日には届かず中一日に余分にかかります。
クールとはいえ少し不安でした。
これが届いた「鯉のあらい」です。
下に敷いてあるのはこの時期だけのお楽しみ「りゅうきゅう」という芋茎に似た植物の茎です。これがまたシャキシャキしてすごく美味。
で問題のあらいですが、全然問題無し。臭みも皆無で歯ごたえも抜群。
このあらいは自分達も帰省した際良くお邪魔するお店のものですが、ご主人曰く「送られる方結構いますよ。十分美味しく食べられます。」とのこと。また送ると告げるとその場で生きている鯉を捌いてくれるので、そのままヤマトに持ち込めばお店と変わらない味で届けられるとのこと。
う〜ん日本の輸送技術も凄い。真夏の鹿児島の鯉のあらいが東京で楽しめるなんて!
これからもちょくちょく送ってもらおう。
![]() 元気の源!佐久鯉 【敬老の日特集2010】【送料無料_0906】【送料無料_0913】【送料無料_0921】... 価格:5,940円(税込、送料込) |
うわ久しぶり。暑いし、義理母上京したし、何より会社もバタバタで全然更新無しでした。
ちょっと溜まったネタを。今日は我が家の「酔パン」の話。
最近はまっているのが中目黒銀座にあるトラスパレンテというパン屋さんのバタール。
これがさー、今まで食べたバタールの中でナンバーワンなわけですよ。
他のパンも美味しいんだけどこのバタールはズバ抜けです。
週2本は買ってます。しかし人気があるようで売り切れが多くて・・・。有る時はまさに「大人買い」。(と言っても3本だけどね)
我が家の周辺は三宿や目黒川沿いに美味しいパン屋さんもあるし渋谷にも旨いバケット溢れてるんだけど、ここのバタールにはかなわないな〜。
ということである日の晩ご飯。
ちなみに食パンは家からすぐの関口ベーカリーの「角パン」。
これもトーストすると旨いんだな〜。でもやはり人気商品で売切れなんてこともしばしば。
GWに富士山に行った際、ぜんまいを少し採取してきました。
今までは後処理が面倒くさくてワラビは採ってもぜんまいはパスしてきましたが、昨年読んだ矢口高雄の漫画の中で、子供の頃食べたぜんまいの味噌汁の味が忘れられないなどと書いてあり、山形から干しぜんまいを取り寄せました。
スーパーに売っているぜんまいの水煮はほとんど中国産で香りも乏しいですが国産の干しぜんまいは本当に美味しかったのです。
しかし今では流通量も少なく幻などと呼ばれ、とにかく高い。
だったら自分で作ろうと思ったわけで。
ただし上手くいくかどうか分からなかったのでとりあえずお試し分のみ持ち帰ってきました。
まずは沸騰したお湯と少量の重曹を入れた容器にぜんまいを入れ一晩。
こんなにアクがでます。なんか紫蘇ジュースみたいで美味しそうですが。
でバルコニーで天日干し。
半分乾いたくらいの時からモミモミします。
干し上がり。
完全に乾くまで何度もモミモミするのがポイントです。
最初の状態が想像できない黒い枝のような代物ですがこれが完成品です。
で食べるときは干しぜんまいを水から煮だし、沸騰前で火をとめそのまま一晩。
するとよく見る水煮の状態になるのです。
な〜んかわざわざ干してまた戻すなんて面倒くさい話ですが美味しいものを食べるにはここまでしなけれななりません。
しかし昔の人はよくこんなこと考えたな〜。
まだ食べてないのでアク抜きが上手く出来たかどうかはわかりませんが、成功してたら来年は大量に収穫しようと思ってます。
最近のコメント